塩ノ崎の大桜
今回の福島遠征で、一番の楽しみは、これまであったことのない桜と対面できることです。その
一番がこの桜です。いま、銀座ソニーギャラリーで開催中の福田先生の写真展でも、この桜が
目立っていました。深縹さんからもお勧めされました。そういうわけで、今回は、ここに3回行きま
した。初日、場所確認のため、訪れたときは、曇り空で強い風と条件が良くなかったのですが、バ
スで撮影ツアーされていたご一行様と遭遇、夜ライトアップされることが確認できました・・・Moreへ
ライトアップなら、天気はあまり関係ないかと夕方、再び、戻ってきました。カメラマンは、5,6人
で、良い感じです。保存会の代表の方に甘酒を振舞っていただきました。保存会としては、もっ
とメジャーにしたいらしく、来年には、駐車場を整備するとのことでした。
今のままでも、私的には十分満足ですが、地元の方としては、観光資源として、開発したいの
かな。それも否定できません。
風が強く、寒かったこともあって、ライトアップ撮影は、約1時間でやめました。今度は朝の光
で見てみたい。それで19日の早朝、三度、ここに戻ってきました。
朝の光でも、予想通り、素晴らしかった。1枚目もそのときのショットです。
朝・夕・夜と素敵な顔を見せてくれるんですね。
福田先生の写真展見に行きましたが、
私的にはnamaさんの作品の方が好きです。
それにしても綺麗。
そんな、お褒めの言葉、嬉しいですが、ちょっとほめ過ぎ
だと思います。福田先生の写真は、普通の風景写真と違って
「気」が写っているように見えます。私のとは、比べるべく
もなく、素晴らしいと思っています。ひとつの目標ですね。
まさに精霊が宿っていると思います。福島県中通は、一本桜
がたくさんあって、近づいてみると大抵根元には、祠や地蔵
、お墓だったりします。日本人と桜の関係は、ことほど左様
に深い野だと思います。この精神性を何とか写せないかと考
えています。
坂口安吾?って思ったのですが、そういえば、昔、
読んだことがある小説で「桜の森の満開の下」と言う
のがあった。題名さへ、忘れていました。アレを読ん
だのは高校生のころです。なんだかもう一度、読んで
みたくなりました。