これがあれ?
これ、なんでしょう?これはあれです。今年の夏、写真展の撤収のために訪れたときに撮ったあれです。確か
この辺で撮ったというあたりに行ってみたらありました。間違いありません。変わり果てた姿でした。でも自分的に
は、きれいだなと思ってしまいました。華やかさはないけれど、役目をはたした後の、何と言ったらいいか、今の
自分の境遇ともちょっとオーバーラップするものを感じました。
所謂、枯れモノとはちょっと違った意味合いで、美しさを感じます。それに、この手の植物は、花のシーズンまでは
大事に育てられるし、注目もされますが、終わると刈り取られてしまうことが多い。つまり、こういう姿は、あまり見
かけないのです。そういう意味でも価値を感じました。曲線やもじゃもじゃも美しい。これからは、これはあれ、ほか
の植物でも、見かけたら撮ることにします。楽しみがまた一つ、増えてしまいました。