nama3の気ままに雑記

ズミの戦場ヶ原

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ズミは、自分と奥日光を結び付けてくれた植物です。約10年ほど前、この木が戦場ヶ原にたくさん
生えていること、そして花期が梅雨入り直前の時期であることを知りました。そして、その花を見る
ために戦場ヶ原へやってきたのです。それまでも、何回かは来たことがありますが、高層湿原として
は尾瀬の方が断然見るものが多く、行くなら尾瀬でした。それが今は、戦場ヶ原です。なんといって
もアクセスが非常にいいこと、ズミで魅力を感じた戦場ヶ原ですが、来始めてみるとほかにもたくさ
んの魅力があって、今は、一番頻繁に来る場所になってしまいました。そんな、自分にとっての戦場
ヶ原のズミのシーズンが今年もやって来ました。

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6月に入ると中禅寺湖畔のクリンソウが見ごろを迎えることや土日、多くのカメラマンが利用する早
朝バスの運行が始まります。そういう意味で、28日29日の土日は、静かな戦場ヶ原が味わえる狙い目
の週末でした。ズミの時期には、ひょっとしたら早すぎる可能性もありましたが、行くことにしたの
はそんなことも理由の一つです。
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28日の土曜日は、夜中から曇り空でした。青空になったのは午後も遅くなってからでした。明るい曇
り空は、光線が柔らかく回り込むため、花の撮影にはいい条件でした。29日の日曜日は夜中から快晴
で、放射冷却現象で朝は冷え込みました。つまり小田代ヶ原での風景撮影に好条件でした。それぞれ
に、いい条件がそろった土日だったと言えます。
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1枚目のズミの花は、29日の早朝、小田代ヶ原付近で撮ったものです。この日、朝霧が発生しました
が、いつものように日の出とともに消えてしまったのですが、その霧の晴れた直後、小田代ヶ原も一
面霜に覆われていましたが、ズミの花も、しっかりと霜がつき、凍ったような状態でした。桜に雪は
めったに見れませんが、ズミに霜は、よくあることなので珍しくもありませんが、気持ちの上では、
なんともとても珍しい光景に出合ったような気分になりました。
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小田代ヶ原の風景の点景として好んで使う木もズミの木です。ここでは、白樺の木がシンボリックツ
リーになっていますが、自分は、このズミの木の方が好きです。枯れてもなお倒れない場合があって
、それが素敵な風景を演出してくれるのです。ただズミは、戦場ヶ原が湿原として乾燥し始めている
ことによって増えている側面があって、駆除も検討されているとのことです。そんな心配もちょっと
だけありますが、奥日光のズミの花、今年の見納めとなります。また来年、会えると良いなあ。
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by nama3_kitano | 2016-06-01 00:01 | | Comments(0)