nama3の気ままに雑記

90マクロ一本勝負で銭沢不動

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アイイロニワゼキショウを撮っているとき、ふと顔を上げると「銭沢不動尊」という看板が目に留まりました。
はて?こんなところに不動尊があるのを知りませんでした。小さい興味がだんだん大きくなって、時間もあ
ることだし、ちょっと行ってみるか、となりました。どのくらいかかるかわかりませんが「そんなに遠くないは
ず」という強い思い込みもありました。撮影機材だけが90マクロをつけたOM-D E-M5Ⅱだけなので、ち
ょっと気になりました。まあ、ほかのレンズが必要なときは車へ戻ろうとこちらも楽観です。
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山道を登り始めて、普通なら「あと○○分」とか「あと○○㎞」みたいな看板が出てくるものですが、一向に出
合いません。そんなことを気にしつつも、時折あらわれる被写体にレンズを向けながら登りました。そして、
ちょっと汗ばみ始めたところで、ようやく、標識が出てきました。曰く「銭沢不動まで約20分」。ヒエーッ、と
いうことは今が中間点?結構、距離のあることをこの時点で知りました。やれやれ。
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道は、日光有料道路のガードを潜って、沢沿いにつけられています。と言ってもその行程のほとんどは、
明るい雑木林です。うっそうとした杉の植林地はほんのわずかです。被写体になるようなものがそんなに
多いとは思われない山道です。でも歩き始めるとなんだかなあ、癖なのか悲しい性なのか前後上下左右
と目を動かして落ち着きが全くありません。シダがきれい。苔がきれい。落ち葉がきれい。はたまたは日
差しがきれいと何もかもがきれいに見える。きれいが見えると手が動く。カシャ、カシャ、カシャっとシャッ
ター音が忙しない。
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そんなこんなで、約20分の距離は感覚的にあっという間に終わってしまいました。お堂が二つ。手前は
物置か。奥に見える建物が銭沢不動尊の本堂。大きな岩の上に建てられていました。反対側に首を振
ると樹間から特徴的な山容が見えました。この山は、奥日光主脈の山並みの一角、赤薙山かなと思い
ます。
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それにしても90マクロ一本勝負は、結構つらかった。
by nama3_kitano | 2016-06-05 00:01 | 散歩 | Comments(0)
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