美意識考 なんとなく
そんなことを考えても何の役にも立たないだろうことは重々承知の上で考えてしまう。昨年くらいから
ちょっと意識していろいろ関連すると思われる本を読み漁ったりしています。始めたばかりのことです
が、何に美を感じるか、自分への問いかけです。何に美しさを感じるかなんて、考えたこともなかった
のですが、こんなことを考えるようになったのは、写真をちょっと真剣に撮り始めたことの効用かもし
れません。
何故かわからないが、「なんとなくいいなあ」「なんとなく気になるなあ」のなんとなくです。写真を撮っ
ているときも自分の場合は、それが多い。なぜ?って考えずになんとなくでレンズを向けてなんとなく
フレイミングしてシャッターを切る。今日の写真でいえば1枚目は、ボタンクサギを撮影していて、たま
たま角度を変えるとエアコンの室外機が背景に入る。ぼかせばなんとなくいい背景だなと思い撮影
したものです。ちょっと後光がみえませんか。2枚目は、ファインダーをのぞくと光の流れのようなもの
をなんとなく感じたのでそのまま数枚シャッターを切ったうちの1枚です。ちょっと斜光線のようなもの
が見えませんか。なんとなくなので曖昧模糊としていますが、そのことが美意識と深層ではつながって
いるのではないか、なんて考えてしまう。
一枚目が面白い構図で、どのように撮ったのかと思っていました。
最後のコメントで判りました。室外機だとは!
なんとなく撮る、これは私も同じです。