nama3の気ままに雑記

インプットの日

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お彼岸の中日=23日は、恒例の墓参りのあと、インプットの日にすることにしました。という訳で、
まずは、六本木へ向かいました。向かった先は、サントリー美術館です。始まったばかりの展覧会
ですが、狩野元信展が開催中です。狩野派といえば、日本画を確立した絵師たちの集団です。そし
て元信は狩野派の2代目ですが、狩野派を狩野派ならしめた人でもあります。500年の時空を超え
て拝見しました。自分が一番関心を持ったのは、余白の部分です。微妙なグラデーションのある余白
です。元信展は、開催期間中、展示されている絵が、入れ代わります。なので、今回一回だけでは、
もったいない。最低あと2回くらいは訪れることになりそうです。
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サントリ美術館のあとは、富士フィルムスクエアへ。こちらでは、歴史博物館で東松照明展「INTER
FACE」が開催されています。この写真展は、7月から行われていて、8月14日から写真が入れ替わ
「インターフェイス」シリーズよりえらばれた写真で構成されています。写真展とは別に、辰野塾に
通っている友人に、ばったり会いました。偶然ですが、こういう出会いはうれしい。辰野先生の講演
が予定されているのだそうです。この熱心さには頭が下がります。
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六本木のあとは、赤坂へ向かいました。ジャローナで「ミニ額コレクティブアート展」が開催中で
最終日に滑り込みました。予想以上に展示されている作品が素晴らしく、ちょっと自分もできないか
ミニ額を調達して、考えてみたいと思います。勿論、自分の場合は、写真なので、今日拝見した作品
群を見ると、自分の撮ったものはミニ額に合うかどうかが微妙な感じもしました。そのあとは、新宿
のオリンパスギャラリーへ。こちらでは畠山公妥写真展「ally」が開催中です。北海道で開かれてい
るオフロードバイクのレースと北海道の大自然の写真です。何よりも畠山さんの人柄が素晴らしく、
トークも大盛り上がりになっていました。そして最後は、リコーギャラリー新宿の北アルプスの高山
植物の写真展にお邪魔しました。岩橋さんは、ベテランの山岳写真家ですが、プリントを拝見するの
は初めてでした。流石に最後はちょっとバテてしまって、帰りの電車では、爆睡してしまいました。
インプットの日、時々設けようと思います。秋ですからね。
※写真は雑草園にて9/23写しました。微妙に秋色が始まっています。

# by nama3_kitano | 2017-09-24 00:01 | その他 | Comments(0)

平敷兼七写真展の衝撃


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 だいぶ前に写大ギャラリーさんから案内をいただいていて、正直、平敷さんって誰?と
不勉強にも知らない写真家さんでした。慌てて調べてみて、今度は逆に写真を見るのがと
ても楽しみになりました。そして、先日の夜、帰宅途中、写大ギャラリーへ立ち寄りまし
た。写真の力の凄さをまざまざと感じました。とにかく、こういう現実を突きつけられる
ような写真は、自分が撮れないこともあって、本当にすごいと思います。平敷さんは、す
でにお亡くなりになっていますが、世代が自分と近いこともあって、寮の写真などは、そ
の場に自分が連れていかれたような現実感を感じます。沖縄の写真は、被写体になってい
る人たちとカメラを向けている写真家との距離感がよく分かります。そして、沖縄の現実
、写真が撮られた時代からずいぶん経っているようにおもいますが、心情的な部分では、
今も変わっていないような感じを受けました。返還前、日本でありながらパスポートが必
要だった場所であったし、今でも、沖縄本島の18%が米軍基地で日本人が自由に立ち入る
ことはできません。そして、日本にある米軍基地の74%が沖縄県にある現実を、否応なし
に考えさせられました。写真の力は、やはりすごい。今度は、時間を作って、もっとじっ
くり拝見します。写真展は、10月29日(日)までの毎日。10:00~20:00、会期中無休
です。

# by nama3_kitano | 2017-09-23 00:01 | 写真 | Comments(0)

曼珠沙華彼岸花

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曼珠沙華も彼岸花も同じものですが、もう一つ言葉としての共通点があります。それは、
どちらも仏教とかかわる言葉ということです。ただ彼岸は、春と秋の2回あります。正確
には、秋の彼岸のころに咲く花で彼岸花です。一方曼珠沙華はどうなのでしょう。調べて
見ると古代インドのサンスクリット語に起源があるようです。「マンジュシャカ」という
言葉があって、意味は、「赤い」だそうです。自分は、言葉の響きが曼珠沙華の方がいろ
いろなことを想像させることもあって、こちらを好んで使うようにしています。
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色でいうと白いものも自然に生えてはいますが、やはり赤が好きです。このどちらかと
いうと妖艶のイメージもある赤が、いろいろな言い伝えに使われてきたようです。曰く、
庭に植えると火事になる。赤が焼き尽くす炎のイメージとして捉えられたわけです。確か
にこの赤からは、単にきれいという以上に、いろいろな感情を起こさせる力があるように
思います。
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また、いきなり地下から芽を出して、それが茎や葉ではなく花であること。咲き終わって
花が枯れた後から葉が生えて、他の植物が冬枯れしてしまうのに、冬の間中、青々として
他の植物が春になって新芽を出し始めると枯れていく、この不思議な動きもちょっとこの
植物を際立たせていると思います。そんなこともこの花が仏教と深く結び付けられた要因
かもしれません。そんなこともあってか、寺院の境内で見る曼珠沙華は格別です。
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この花が似合う場所としては、もう一つ、田んぼの畦があります。黄金色に実った稲と畦
道に咲く真っ赤な曼珠沙華は、日本の原風景の様に感じます。でも、そこには、風景とし
て美しいという理由以上に合理的な先人の考えが詰まっているようです。それは、この曼
珠沙華が有毒の球根を持っているからです。田んぼの畦をモグラなどの動物から守ること、
さらにはこの球根には、たくさんのデンプンが含まれていて、飢饉の際、解毒(水にさらす
と毒が消えるらしい)しての最後の非常食にもなったようです。何とも深い曼珠沙華です。

# by nama3_kitano | 2017-09-22 00:01 | | Comments(0)

小石川植物園の曼珠沙華

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 台風一過の18日は、小石川植物園へと向かいました。いつもなら曼珠沙華がピークの頃
です。自分にとって小石川植物園は、デジタル一眼レフで写真を撮り始めて、最初に曼珠
沙華を本格的に撮影した場所です。言って見れば、自分にとっての曼珠沙華の原点のよう
なものです。そんなこともあって、都内で曼珠沙華というとまず頭に浮かぶ場所なのです。
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 予想通り、花は、満開を過ぎて、痛んだものが多い状態でした。台風の影響で入園する
時に「足元に注意してくださいね」と言われたのですが、倒れているものも多く見かけま
した。ただここの好きなところは、管理が行き過ぎていないところです。東京では、目黒
の自然教育園も同じような感じなのですが、こちらは、自由に立ち入れるエリアが広いの
です。足元に注意する必要はありますが、曼珠沙華の花をいろいろなアングルから撮影す
ることができます。
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今回のように晴天ならば、鬱蒼とした林の木漏れ日が面白い演出をしてくれます。また
ここは昆虫たちも居心地が良いらしく、たくさんの蝶の舞も楽しめます。ここの蝶は、あ
まり人を怖がらないのか、寄っても簡単には逃げません。逃げたとしてもちょっと待つと
戻ってきます。そんな訳で、花の撮影に飽きたら蝶も狙えます。ピントはちょっとあまい
ですが、スキルのない自分でも蝶撮りを楽しむことができました。
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今年もこの花の季節が終わりに近づいていることを実感しました。今度の土日にもう少
し撮ろうかとは思っていますが、たぶんそれが今年の撮り納めになるような気がします。

# by nama3_kitano | 2017-09-21 00:01 | | Comments(0)

近所の曼珠沙華

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昨日の続きです。普光明寺からほど近い場所にある柳瀬川の堤防です。お寺からは歩いて
5分もかかりません。この柳瀬川の土手は、春は桜のちょっとした名所になっていて、日曜
日ともなると河川敷は大勢の花見客がシートを広げる場所です。今の時期は、曼珠沙華が少
しだけ咲いていて、散歩やジョギングの人たちのちょっとした楽しみになっています。
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写真をご覧いただければわかる通り、密度は高くありません。曼珠沙華の名所は何処も花
の密度が大変高く、その迫力に圧倒されます。その典型が巾着田ではないかと思います。で
も自分的には、その逆も大好きです。写真のような雑草の中にポツンと咲いている姿です。
迫力は全然ありませんが、秋の入り口に相応しく感じるのです。この花の持つ仏教的な深み
のようなものを感じるのです。
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今回は、いかにもデジタルというシャキッとした写真ではない雰囲気を出したいと考え、
久しぶりにオールドレンズを使っています。レンズは、タクマー50ミリF1.8とズイコー24
㎜F2.8、90㎜F2マクロ、FD50㎜F1.4の4本を使いました。

# by nama3_kitano | 2017-09-20 00:01 | | Comments(0)