nama3の気ままに雑記

ちょっとした居眠りで

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 ジャジャーン!!天気も良く、昼間の暑さは何処へやら、全く持って川面を渡る風が気
持ち良い。今月2回目の隅田川大橋です。前回の消化不良を取り戻すべく、肩に力を入れて
、「やるぞ!」って心に気合を入れてやって来た。・・訳ではありません。帰りの電車で
ちょっとした居眠りで、ここへ来ることになってしまったのです。いつも、新宿三丁目駅
で、副都心線へ乗り換えるのですが、居眠りをしてしまって、乗り過ごしてしまいました
。気が付いたのは2駅先の四谷三丁目です。普段なら慌てて降りるところですが、立ち上が
る気力がない。そこで、「大手町までこのまま乗って、半蔵門線へ乗り換えて」と考えが
どんどん進む。席を立つのも面倒という無気力がいつの間にやら、「そうだ!隅田川へ行
こう!」となってしまったのでした。
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  撮影中、隣に、三脚にCANONを載せて撮影している人が一人。しばらくすると話し
かけてきました。「うまく撮れないですね」って。私のカメラの液晶を覗きこんで「あっ
、こういう風に撮りたい。どうすればいい」。NDフィルターを付けて超スローシャッタ
ーでも光跡は撮れますが、ここは、橋が揺れるので難しいから始まって、比較明合成のこ
と、オリンパスのライブコンポジットのことなど、対処法をいろいろ話しました。そした
ら、「そうかあ。俺のカメラじゃ駄目か。俺には無理だ。や~めた。いろいろありがとう」
って撤収してしまいました。そんなこともありましたが、夜風の気持ち良さにライトアップ
が消える午後9時まで撮影を楽しみました。

# by nama3_kitano | 2017-07-13 00:01 | その他 | Comments(2)

朝霧の弓池

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 昨日の続きです。もう一つのラッキーがあったのですが、それは、全く予想だにしなか
ったことでした。駐車場を出発してすぐのところに弓池という池があります。池の周辺は
ちょっとした湿原になっています。そこは、白根山から下山したら回ろうと考えていたの
ですが、写真のように朝霧が出ていたのです。ちょうど湿原は、ワタスゲの季節です。な
んとも幻想的な雰囲気で急遽予定を変更して撮影することにしました。
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 上から見るだけの筈が、池の畔まで下りました。ザックを降ろしカメラを出して、もう
一気に本気モードです。日の出をコマクサのエリアで迎えようと考えていましたが、その
こと自体も完全に失念しました。日が登り始めて、コマクサに関して「あっ、出遅れた」
と感じましたが、「いいや」とすぐ思い直したほどでした。
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 ワタスゲを撮ることは、計画段階から考えてはいましたが、こういう雰囲気の中で撮れ
るとは、本当にラッキーだったと思います。

# by nama3_kitano | 2017-07-12 00:01 | 自然 | Comments(0)

綿毛の水滴

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 コマクサの群生地に向かって歩き始めましたが、ほどなく登山用リフトのある地点に到
着しました。リフトがある場所が大抵そうであるように、ここもリフトの下は草原状にな
っています。そして、緑一色の斜面に白いものが点々と見えました。はて?と思ったのだ
ですが近づいて見ると何のことはない綿毛になったタンポポです。でも次の瞬間、括目し
てしまいました。
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 理由は、きめ細かな水滴がビッシリついているのです。そこにある綿毛タンポポは無数
と言って良いくらい多い。それ全部にです。そこに折から朝日が当たり始め、キラキラ輝
き出しました。もうこれは、ザックを下して撮影するしかありません。
綿毛の水滴_f0224100_22303858.jpg
 この水滴は、雨のモノではありません。たぶん少しだけ出た朝霧の置き土産でしょう。
コマクサの前のラッキー、その2でした。そう、実はこの前にもう一つのラッキーがあっ
たのです。時間を遡るようですが、それは明日。

# by nama3_kitano | 2017-07-11 00:01 | 自然 | Comments(2)

馬面の美人 コマクサ

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 高山植物の女王という称号のほかに、馬面(うまづら)の美人という呼び方もあります
。確かに真正面から見るとその縦に細長い形は、馬の顔に似ていなくもない。そして、早
朝ということもあって、美しい顔には美しい宝石のような水滴がついていました。この日
、道草をしながらコマクサ群生地にたどり着きましたが、先行者は一人だけでした。つま
り誰にも邪魔されることなくじっくり撮影しました。
馬面の美人 コマクサ_f0224100_21455434.jpg
 30分ほどすると人が登って来始めましたが、まだパラパラで、じっくり花を選べます。
自分が撤収を始めた8時ごろになるとさすがに人が続々と登って来ました。でも、この水
滴のついた状態は早朝限定、7時を過ぎると蒸発してしまいました。俗に早起きは3文の得
と言われますが正にこのことだと思います。
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 水滴が蒸発してしまうときれいはきれいですが、なんか物足りなく感じてしまう。贅沢
は、百も承知ですが早朝から咲いている花は、できるだけ早朝に撮った方が良いと自分は
思っています。

# by nama3_kitano | 2017-07-10 00:01 | | Comments(0)

高山植物の女王 コマクサ

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 火山活動の関係で入山規制されていた草津白根山、先月、規制が解除されました。7月の
コマクサの時期に間に合いました。という訳で、コマクサに会うために、草津白根山に来て
います。梅雨の中休みか、8日の土曜日は、朝から快晴、絶好の「コマクサ日和」です。
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 日の出前に駐車場を出発しました。ワタスゲがたくさん咲いている池から霧が発生してい
ましたので道草。リフトの下の草原のタンポポに付いていた水滴があまりにも美しいので道
草。登山道横に、マイヅルソウやイワカガミがたくさん咲いていたので道草。道草しながら
も心はコマクサです。
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 高山植物は、お花畑を作っていることが多いのですが、コマクサだけは特別です。生えて
いるのは、他の植物が生存できないガレ場に生えています。これまで自分が見てきたコマク
サの群落は、八ヶ岳連峰硫黄岳と横岳の鞍部付近、北アルプス後立山連峰白馬三山の杓子岳
や白馬鑓ヶ岳周辺(ここが一番大きな群落)、そして草津白根山です。
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 ここのコマクサの特徴は、その色です。他の山域で見ることができるコマクサより、色が
濃いのです。勿論、他の山域と同じような色のものも混じっていますが。数は少ない。一枚
目の写真のコマクサのピンクが、それです。いずれにしても、荒れ地に咲くコマクサ、その
ことだけで何だか惹かれてしまいます。

# by nama3_kitano | 2017-07-09 00:01 | | Comments(0)