錦秋の奈良 新薬師寺と写真美術館
元興寺の前に寄ったところがあります。前回、奈良に来たとき寄れなかった新薬師寺です。想像していたより
このお寺も規模が小さい。でも、仏像は、素晴らしかった・・・Moreへ
撮影禁止でしたので、じっくり拝見させていただきました。天平の創建ですから、これは、まさに天平の甍
と言うことにしておきましょう。甍から花が咲いていました。
仏像は、本尊の薬師如来坐像があって、その回りに、本尊を守る形で十二神将が並んでいます。堂内では
お坊さんの法話が行われていました。
信仰心があるわけではありませんが、法話を聞くと気分も新たにと言う気持になるから不思議です。本堂を
でて、境内を一周しました。
と言っても、広いわけではありませんので、すぐに終わりです。それよりも土塀の向こうにもう一つ気になる
建物が見えます。何だろうと思い、偶々通りかかったお坊さん?に訪ねてみると「あれですか。写真美術館
です」との答えです。
行ってみると、何とです。入江泰吉記念奈良市写真美術館でした。入江泰吉と言えば、ウェット写真の大家
です。手元(と言っても実家ですが)に「日本の美四季大和路」という写真集がありましたっけ。
写真集でしか見たことのなかった入江泰吉先生の写真を見ることが出来、これぞまさに御仏のお導きかも
しれません。ラッキーでした。
帰りにもう一度、新薬師寺の横を通って行きました。これは、新薬師寺の側溝です。ヒメツルソバが咲いて
いました。
OM-D M.ZUIKO DIGITAL9-18㎜ M.ZUIKO DIGITAL40-150㎜
DG SUMMILUX25㎜
甍という土器を使った生け花のように見えます。
写真展はほんとお導きですね。すごいです。
日々真面目に取り組んでいるnama3さんならでは、ですね。
名前は調べてみないとわからないのですが、まず目についてしまい
増したので、手を伸ばして、背伸びをして撮影しました。OM-Dは、ライ
ブビュー液晶を下に向けて撮影できるから、こういうシュチュエーション
では、便利です。ただこの時も、後ろに3,4人ギャラリーがいましたけどね。
写真美術館が、近くにあることは、途中、看板で分かっていましたが
お隣とは、ビックリでした。
かつて南都十大寺の一つに数えられた大寺院も、今は、ひっそりと天平文化の粋を残す素晴らしい古刹ですね。
行ってみたくなりました。
流石、お詳しいですね。昔は、大伽藍だったのですね。その点では、元興寺と共通しています。いずれにしても奈良は、凄い歴史
を持っています。何回でも行きたいところです。