ゴールデン街は文化遺産だ!
朝、いつも通っている診療所で採血をしなければなりませんでした。そして、無事採血も終了、出勤です。
いつもなら、新宿3丁目駅に向かうのですが、どうせ遅刻、ならば、新宿駅まで歩くかといつもの悪い癖。
という訳で、写真を撮りながら新宿ゴールデン街を抜けて、新宿駅に向かうことにしました・・・Moreへ
ちょっと驚きましたね。まさに、ここは、被写体の宝庫です。今から20年ほど前、先輩に連れられて、夜、
飲みに来たことがあったのですが、路地に踏み入れたのは、それ以来かもしれません。
こういう場所で、カメラを出すのは憚れます。小心者なので、正直怖いのです。この時間、たぶん、この街が
一番静かな時間帯だと思います。
だって開いている店は、ほとんどありません。営業しているのは、数件のラーメン屋さんだけです。でも、大
胆にレンズを向けているようでも腰が引けているのがわかります。
それでも、レンズを向けざるをえないほど、素敵です。シュールです。芸術です。ここは、美術館のセットの
ようにも思えます。
気持ちとは裏腹に、手が伸びます。しゃがみ込みます。ファインダーを覗きます。自然にそうなってしまいま
す。これは、この街がそうさせるのだと思います。
でも、通勤で通り抜ける人が結構います。その人達が来るダビに、ドキッとして、カメラを構えていいのかな
って、躊躇したりもします。指はどんどんシャッターを押していますけどね(笑)
ごルーデン街は、そんなに大きな街ではありません。でもなんだか撮りつくせません。ましてや今回は、通
りぬけです。また、時間を作って撮りに来たい場所が出来ました。
E-PM2 M.ZUIKO DIGITAL9-18mm
それにしても、いい被写体がイッパイですね。
懐かしいです。
今度、路地裏を全部歩いてみたいと思っています。カメラは、小さい
方がいいかな、こういう場所では。ですから、PENとMerrillを持って
歩きたい。
このへんによく出没されたのですね。この一帯は、時代が変わっても
少なくともその雰囲気は、大きくは変わっていないのかな。なんとなく
懐かしい感じもするのです。