蒼の時 小田代ヶ原
蒼の時についてです。あおは、青でも蒼でも碧でも、どのあおでもいいのですが
蒼を使うことにしています。「蒼の時」と自分は呼んでいるのですが、空気の色
が蒼い時間帯があるのです。早朝、日の出前と夕刻、日没後です。この蒼の時間
が大好きで、まだ夜が明けない時間からカメラをセットすることが多いのです。
夕方なら日没後、完全に夜の帳が降りるまで粘ります・・・Moreへ
人工的に青の時間を作ることも出来ます。でも、そういうことは、自分は、ほと
んどやりません。自然に蒼くなる時間があるなら、肉眼で確認して撮影したい。
と言っても、人間の目は、極めて優秀ですから、写真のように蒼くはなりません。
これも、その時間帯だけ、つまり、朝なら空が、白み始めて、朝陽が登り始める
までの時間です。いや~、本当に面白いです。
朝霧の中の蒼..
実際にその場に立って感じる色はWB調整で作るものと違うでしょうね..
一枚目の背景に僅かに染まる赤..
二枚目のところどころに蒼の中から浮かぶ緑色など..
何とも魅力的です^^
やはり、WBを弄って色を出した場合は、私の思い込み
かも知れませんが、空気感が感じられず、どうしても薄っ
ぺらに見えてしまいます。今年の夏、行田に夜明け前に
行っていた目的のひとつでもありました。