いよいよ、落ち葉の季節
木枯らし一号が吹いて、着々と季節が進んでいます。風が吹くと目立つようになるのが落ち葉です。毎日
通り抜ける蚕糸の森公園でも、風が吹いた翌朝は、作業員が大忙しで、掃除しています。落ち葉は、5年
ほど前から「落ち葉の美学」と称して、撮影対象にしてきました。最初は、落ち葉の表面に柔らかい光があ
たってとても美しく感じたことから、撮り始めたのでした。撮り進むうちに、だんだん意味合いも深まってき
て、その表面的な美しばかりでなく、ある意味、仏教的な輪廻の思想のようなものも、落ち葉から感じるよ
うになっていきました。落ち葉の美しさは、表面的な美しさだけではない。これを落ち葉の美学で表現した
いということが、今の課題になっています。今年もそろそろ、エンジンをかけて行きたいと思うようになって
きました。
モノクロの落ち葉をアップしたのは、そういう意味をモノクロのほうが込めやすいかなと、ちょっとだけ思っ
たからです。今年は、どんな落ち葉の美学を表現できるか、ちょっと楽しみでもあります。と言うのは、こ
れも、前提条件として、一期一会の出会いがなければ始まれませんからね。
「落ち葉の美学」、今年も楽しみですね。
今年は「仏教的な輪廻の思想のようなもの」をと云う意味深な表現ですね。
なんだか悟りを開いたようですね。
でも私は「落ち葉の美学」楽しみですよ。