トキナーReflex 300mm F6.3 MF MACRO
朝、久しぶりに雨音で目が覚めました。予報通りの天気で、なんだかうれしい。月曜日に雨は、どちら
かというと嫌われますが、自分は嬉しい。明るくなったところで、跳ね起きました。そう、雨に濡れたナ
ンテンの花を撮るためです。先日、ナンテンの花を手持ちのタムロンレフレックス500㎜で撮ったとこ
ろ、予想以上に出てく画像がよかった。なので、雨が降ったらレフレックスでとろうと決めていました。
決めたのは、それだけではありません。トキナーのマイクロフォーサーズ用レフレックスレンズの購入
も決めたのです。そして、この雨の日の写真が撮り下ろしとなりました。ナンテンだけでなく、ほかにも
レンズを向けてみました。独特の雰囲気が出せますね。タムロン500㎜があるので購入はいいやと思
っていたのですが、このコンパクトさはやはりいい。これなら持ち歩いても荷物にならない。もっと早く導
入すべきだったかもしれません。
ネイチャーフォトの分野でレフレックスレンズを多用された方に、木原和人さんがいます。今手元にある
写真集を見てもたくさんの作品が出てきます。作家の夢枕獏さんが木原さんの思い出を綴った文章の
中に「(木原さんは)光をブレンドするということを最初に意識してやった写真家だと思う。」というくだりが
あります。自然の光をブレンドするのにレフレックスレンズが果たした役割は大きかったのかもしれませ
ん。はたして自分に使いこなせるか、自信はありませんが、どんどん使っていこうと思っています。
※写真は6月13日撮影