失敗は成功の基
星の撮影は普段はやりません。山に来た時だけです。だいたい、星座の名前もわからないほと、天体には
疎いのです。でも、山で夜見る星は本当に美しく、「写真に撮りたい」っていつも思ってしまうのです。たまた
ま今の時期は新月が終わったばかりで月が出ません。山の夜空は星の天下なのです。で、ついつい、撮っ
てみたいとなったのです。星を撮るための装備は、ソフトンフィルターが1枚あるだけです。1年ほど前に、星
の撮り方について講義を受けたことはありますが、実際の撮影は、8月の穂高での撮影くらい。殆ど経験は
ありません。
空気がクリアな秋の夜空という訳にはいきませんでしたが、星ははっきり見えていましたので、条件的は、
悪くなかったと思いますが、2時過ぎから空が白み始めた4時過ぎまで、約2時間のチャレンジは成功した
とはお世辞にも言えません。星そのものを被写体にするわけではなく、自分の場合は風景の中に星を取
り込みたいと思っているのです。たくさん失敗して積み重ねます。夜の風景写真は、始めたばかりですから
いつかお気に入りの1枚を撮りたいと思います。