(OLYMPUS OM-D E-M1 ZUIKO DIGITAL ED 14-35㎜F2.0)
デジタルカメラの性能は、もう個人的には申し分のない性能になっていると感じていま
す。勿論新型で、更に画質の改善など、進化は続いています。経済的に許されるなら、新
型が出るたびに更新していくというのは、カメラ好き、写真好きにとっては理想です。そ
れも、興味のメーカー全部使ってみたい。でも実際は、そういう訳には行きません。特定
の好みのメーカー、好みのフォーマットを選んで使い込んでいくのが現実です。自分の場
合は、デジタル一眼レフは、オリンパスから始めました。40数年前、最初に買った一眼レ
フもOM-1でしたので、このメーカーとは縁があるのかもしれません。そして、システムと
して交換レンズを増やし、フォーマットの移行(フォーサーズからマイクロフォーサーズ
へ)もなるべく遅れないようについてきました。これからも、メーカーが生産をやめない
限り、このフォーマット(マクロフォーサーズ)メインで写真を楽しんでいきたいと考え
ています。ただ、カメラの更新については、「慌てない」ことにしています。
(Panasonic DMC-GM5 LUMIX G VARIO 12-32㎜F3.5-5.6 ASPH.MEGA O.I.S)
それはたぶん、自分の意識の中心が、カメラから写真へ移っているからだと思います。
新型にカメラを変えても自分の写真は進化しない。この当たり前のことにようやく気付い
たということです。この5年ほど、フォーマットについてもちょっとした試行錯誤があって
35㎜サイズやAPS-Cサイズも使ってみました。でも、自分のレベルでは、それによって写真
が進化した、あるいは変わったとは思えませんでした。写真を進化させるのはカメラでは
ない。自分自身のものの見方、考え方を深めなければならないと感じるようになりました。
という訳で機材については、今のままの方向で、今後も突き進むことになると思います。
それじゃ、物欲がなくなったのか言うとそんなことはありません。カメラ本体については
、以前のように新型が出ればすぐ欲しくなる、無理をしてでも買ってしまうということは
なくなりました。レンズはというとますます物欲が高くなっているというのが現状です。
そんな訳で、今、自分の所有している機材を一度しっかりと棚卸をしようかなと考えてい
ます。特にレンズについて。今日の写真は、先日、奥日光で撮った写真で、レンズの写り
の違いをちょっと試したものです。