nama3の気ままに雑記

キツネノカミソリ

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キツネノカミソリという植物があることを知ったのは、随分前のことです。確か、昭和
記念公園へチョウトンボを撮りに行って、ついでに植物もと園内を歩いたときに初めて見
ました。「曼珠沙華にしては早や過ぎる。なんだろう」がその時最初に思ったことでした
。帰って調べてみるとキツネノカミソリという植物名が出てきましたが、花がピンクでし
たので、本当は、ナツズイセンだったのですが、キツネノカミソリと勘違いして覚えまし
た。のちに、植物学者=牧野富太郎博士の「植物一日一題」という本を読んで、日本には
、ヒガンバナ科の花が5種類あることを知りました。曰く
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「その一は右のキツネノカミソリ、その二は桃色の花が咲き属中で一番大きなナツズイセ
ン、その三は黄花の咲くショウキラン、その四は赤花が咲き最も普通でまた多量に生えて
いるヒガンバナ一名マンジュシャゲ、その五は白あるいは帯黄白色花が咲きヒガンバナと
ショウキランとの間の子だと私の推定するシロバナマンジュシャゲである」(牧野富太郎
著 植物一日一題 ちくま学芸文庫)
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そんなキツネノカミソリの自生地で、花が見ごろを迎えたと聞きましたので、出かけて
みました。場所は、栃木県岩舟町のみかも山公園です。ここは、早春のカタクリが有名で
すが、それに比べると地味ではありますが、キツネノカミソリの群生した斜面があります
。下草を刈って、見やすく管理されて、まるで植栽されているかのようですが、紛れもな
く自生してるものです。
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実は、キツネノカミソリを撮るために出張ってきたのは、初めてです。どんな花でも、群
落になると美しいですが、ここの群落は、予想以上に大きく、とても見応えがありました。
台風が近づいているため、悪天候を予想して、雨の準備はしていきましたが、何とか、雨具
は使わずにすみました。やや、風があって、曇り空で、林の斜面は薄暗い。こういう条件で
の花の群落写真は難しい。ちょっと消化不良感を強く感じながら、撮影を終えました。また
来年、しっかり準備をして挑戦しようと思います。

by nama3_kitano | 2018-08-08 08:55 | | Comments(0)