新潟遠征から帰って来ました。楽しい懇親会にも参加させてもらって、とても充実した
遠征となりました。22日、まっすぐ帰る予定でしたが、新潟から高速を走っているうちに
ちょっと気が変わりました。湯沢で高速を降りて、下の国道を走って三国峠を越えること
にしたのです。苗場スキー場周辺は紅葉真っ盛りで、晴天もあってとても色鮮やかでした。
しかし車は止めません。高速を降りた本当の理由は、別にあったからです。それは、毎年
4月下旬に撮影に来ている上発知の一本桜に会いたかったからなのです。
太陽が西に傾く時間でしたので、光線が斜光線になっていて、花はないけどその姿は、や
はり凛々しい。それと今だからわかることもありました。この桜のある土手のしたですが、
てっきり田圃と思っていましたが、それは一部だけで、ススキの原っぱになっていました。
逆光で、美しくはありますが、ちょっと寂しい現実のような気もします。
桜の下に鎮座しているお地蔵様、これも春とは違った印象です。前掛や帽子が色あせて
今年の厳しい暑さや豪雨、台風に耐えて来たのが良く伝わりました。来年春の桜の時期に
は、またぜひとも訪れたいですが、できればその前に冬の雪景色の中の桜も見てみたいな
んて、考えてしまいました。
※E-M1MK2 M.ZUIKO DIGITAL40-150㎜F2.8 ZUIKO DIGITAL150mmF2.0