毎年この時期になると必ず行く場所が2か所ある。その一つが、新座市の平林寺です。関
東では屈指の紅葉の名所です。さてさて、平成最後の平林寺紅葉はどんなものかと出かけ
てみました。ここに紅葉を見るために初めてきてから20年近く経つかな。当時は写真を撮
るために行ったのではなく、紅葉を見るためだった。勿論カメラは持参したけどあまり撮
らなかった(撮れなかったのかもしれない)ような記憶がある。
で、今年はどうだったか?う~む、微妙です。紅葉している樹もありますが、緑も多い。
それに木がだんだん少なくなってきているように感じるは気のせいでしょうか。以前は
、もっと鬱蒼としていて、今より木が多かったような印象がある。それだけでなく見に来
る我々のマナーが問題なのか、規制が強くなっている。たとえば4年ほど前から三脚が駄目
になった。まあ、参道の真ん中に三脚を立てて拝観者を邪魔者扱いした一部のカメラマンがい
ましたからね。ふざけんなーと思われてしまったのかも。
昨年くらいから立ち入ることが出来るエリアが非常に狭くなっている感じもする。鐘楼
付近は、紅葉撮影にはとても良い場所だったのですが、今は通路に規制ロープが張られて
立ち入ることが出来ません。広い敷地の大部分は、雑木林ですが、10年ほど前までは、敷
地にぐるっとつけられた遊歩道は自由に歩けました。武蔵野の面影が色濃く残る静かな雑
木林で、紅葉以上に楽しめたものでした。残念ながら、今は、半分以上が立ち入り禁止です。
でもまあ、そうは言ってもここの紅葉はやはり魅力があります。撮影のモチベーションは
そんなもろもろの思いもあって、今一つ上がりませんが、気が付けば、約3時間ほど撮りま
した。