nama3の気ままに雑記

久しぶりのOM-1

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12年ほど前に、持っていたフィルムカメラ(Nikon F2とFE2そしてローライ35)をドナド
ナしました。それ以来、フィルムカメラでの撮影はしてこなかったのですが、先日、ひょん
なことからOLYMPUS OM-1を手に入れました。実は、手に入れたその日にヨドバシに走って、
コダックの400TXと富士フィルムのネオパン100ACROSを購入、テスト撮影をしました。昔
、モノクロフィルムというと自分は、トライ-XパンとネオパンSSを使っていましたので、こ
の2本にしたわけです。撮影していて、当初、一番戸惑ったのはフィルム巻き上げです。考
えてみれば、デジタルに移行してからシャッターを押す前にフィルムを巻き上げるという行
為をしてきませんでした。ピントは、マクロ撮影などMFを併用してきましたし、露出も補正
をしないでシャッターを切る方が少なかったので、全く違和感はなかったのですが、巻き上
げだけはね。フィルム時代にワインダーとかモータードライブを使ったことは一度もありま
せんでしたので、尚のことです。ピントを合わせて、構図を決めて、露出を決めてシャッタ
ーを切る。あれっ、シャッターが下りない。ああそうか、巻き上げていないや。そういうこ
とが多かったのです。そして、この巻き上げるという行為が撮影のリズムやテンポに大きく
かかわっていたことを改めて認識しました。デジタルでは、そういう撮影の区切りがないの
で、素早い撮影は可能ですが、心地よい撮影のリズムを作れない。それはそういうことだっ
たのですね。OM-1のアバウト且つアナログ露出計も撮影してとても良いですね。この「いい
加減」さがとても良いのです。写真をプロとして撮られていた方は、必ず露出計で露出を測
って撮っておられたと記憶しています。露出計で露出を測る行為が、とてもカッコいいと思
っていましたし、ちょっと憧れでもありました。でも自分は、記録や記念写真を撮っていた
ので、その辺は、「テキトーにこんな感じで」と露出はカメラの露出計まかせでした。OM-
1を使うのは、35年ぶりくらいだと思いますが、いろいろなことを思い出せてくれます。デ
ジタルでの撮影に応用するなら、1枚1枚もっと丁寧にということが今のところ一番感じてい
る部分です。
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現像が上がって来ましたので、早速、スキャナで読み込んでみました。1枚目100ACROS、2
枚目が400TXです。レンズは、両方ともZUIKO AUTO-S50㎜F1.8です。

by nama3_kitano | 2019-02-26 00:01 | カメラ | Comments(0)
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