nama3の気ままに雑記

 雨上がりの定番 渡良瀬遊水地

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薄っすらと立ち始めた霧は、あっという間にどんどんその濃度を増して行きました。日
の出が近づくと化学反応のように、太陽の動きに同調して、風がないにもかかわらず空気
がざわめき始めます。霧が出ているとそのざわめきを霧が可視化してくれる。枯れたスス
キも冬枯れの木々もそして水中の小さな魚も野鳥たちも、このざわめきに反応している。
その光景は、眺めているだけでもぞくぞくします。
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やがて太陽の光が、湿原の差し込み始めます。連動して、急激に色が変化します。青い
モノトーンの世界が、一瞬にして色の世界に変化します。この一連の変化は、何度見ても
感動します。そして、同じように変化しているようで、毎回違いがあるのです。2月以降
、この一か月の間に3回目ですが、3回とも霧が出ました。そしてその3回とも違ったドラマ
が展開されました。たとへ霧は出なくとも、しばらくは、渡良瀬通いは、止められない。
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 渡良瀬遊水地で、こうした冬枯れと霧の光景を見ることが出来るのは、今年は、あと
数日です。というのは、恒例の野焼きが、3月16日(土)に行われるからです。昨年は、野
焼きの光景を撮影に来ましたが、今年は、開催予定のゴミゼロ倶楽部写真展と重なるため
見に来ることはできません。この風景も来年まで見納めです。
※E-M1 M.ZUIKO DIGITAL 40-150㎜F2.8


by nama3_kitano | 2019-03-06 10:57 | 自然 | Comments(0)
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