nama3の気ままに雑記

苔の世界

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青木ヶ原樹海を初めて歩いて感じたことは、色々あります。ここは、苔がある意味、こ
この歴史の証人と感じました。そればかりでなく、ここの環境も語っていると思います。
苔は、奥日光を歩いていても感じるのですが、苔むすまでの長い時間を伝えています。少
なくとも数百年の時間の刻印、そしてその長い時間、人為が入り込まなかった証のように
感じます。盆栽などによく使われるのはそのことの表現なのではないだろうかと思いまし
た。つまり苔が、時間の重みの象徴になっていると。
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溶岩に張り付いた苔、溶岩を割って生える木の根に張り付く苔、樹皮に生える苔、その
緑から感じることはそういうことでした。今の時期、この樹海は緑の世界です。年間を通
じてそうなのかもしれませんが、一帯が新緑に覆われているし、その新緑と森の中の苔の
緑が共鳴して、緑を増幅しているように感じたのでした。できれば、天候や季節、時刻を
変えてこの樹海を歩いてみたい。そんなことを感じた今回の樹海でした。
E-M1MK2 ZUIKO DIGITAL14-35㎜F2.0 E-M1 DIGITAL50㎜F2.0

by nama3_kitano | 2019-05-18 00:01 | 自然 | Comments(0)
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