nama3の気ままに雑記

甲斐姫も咲き始めました

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甲斐姫とは、古代蓮の里で生まれた品種です。アメリカ原産の黄蓮を父として、古代蓮の
一種行田蓮を母として、生まれたのです。花の命は、行田蓮が4日間なのに対して3日間で
す。ややせっかち気まぐれのようで、1日目の花を見ていると6時ぐらいからどんどん開き始
めて7時ごろがピーク、そして8時ごろには閉じてしまいます。朝9時ごろ来ると完全に閉じた
状態しか見ることが出来ません。でも大抵はそうなのですが、気まぐれところがあって、午
後に咲きだすこともあるのだそうです。
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花をよく見るとつけ根の方がやや黄色がかっています。父親の血ですね。そして、1日目、2
日目、3日目とその花の色がだんだん白くなって行きます。行田蓮からもらったピンクの色が
だんだん薄れていくのです。1日目からかなり大きく開きます。他の蓮と同じように開花2日
目が一番勢いがあって、香りも強くミツバチなどの昆虫が集まって来ます。3日目の夕方には
花托になってしまいます。
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甲斐姫は、戦国時代にこの行田周辺を治めていた成田氏長の娘で、豊臣秀吉の小田原遠征時
石田三成によって攻めたてられましたが、落城しなかった。その戦で女性ながらも甲冑を着て
戦ったという武勇伝があるそうです。映画にもなったようです。後に秀吉の側室になったとい
うはなしですが、その甲斐姫の名前を貰ったのがこの蓮です。偶然でしょうけど、なんかその
名に相応しい蓮ですね。
※1枚目、手前が1日目奥が2日目の甲斐姫です。2枚目、2日目の甲斐姫です。6時半ごろ撮影
ですのでこの後、本格的に開きます。3枚目、手前が1日目の甲斐姫、奥が1日目の行田蓮です
。1日目の行田蓮は、これ以上あまり開きません。
※E-M1MK2 ZUIKO DIGITAL150㎜F2.0

by nama3_kitano | 2019-07-05 00:01 | | Comments(0)
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