nama3の気ままに雑記

写真漬けの日

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写真展二つと写真塾PHOTO-Lab-054と写真漬けの日。最近ちょっと出不精になってしまっ
て、自宅で過ごす時間が長くなっています。出かけるときは、出来るだけ彼方此方顔を出し
たいと思っています。そんな訳で、夜、横浜でPHOTO-Lab-054があるので、早めに家を出
て写真展二つを見てから行くことにしました。最初は小伝馬町アイアイエーギャラリーで開
催中の「長崎うろんころん写真展」へ行きました。知り合いが多く出展しているというこ
ともありますが、長崎の隠れキリシタンにも興味がありました。「うろんころん」って何?
と思って調べて納得。展示されている写真も参加者それぞれの視点で捕らえられていて、面
白かった。この写真展は20日までです。そしてもう一つは、案内はがきをいただいていた北
野謙写真展「光を集める」(写大ギャラリー)です。「光を集める」という表題に興味をそ
そられて、必ず行ってみようと決めていましたが、想像以上の内容でした。太陽の光跡を半
年という長い期間撮り続けるというまずのその発想に度肝を抜かれました。そしてそれが写
真として定着できることにも驚きました。そもそも考えてみれば地球上の生命は、太陽の光
がなければなりたちません。それに写真も光がなければ撮れません。そのそもそもを追いか
ける。写真を見ながらそんなそもそもが頭の中を駆け巡る。そもそもを考えさせられてしま
う。そんな写真展でした。
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そのあと横浜に向かい、PHOTO-Lab-054に参加しました。今回は、講師の生越先生自身のル
ーツがわかる明治大正時代に撮られた生越家に残る写真を見せてもらうことから始まりまし
た。明治時代に撮られた写真は、想像以上にクリアで、服装や建物など見た瞬間にその時代
に引き込まれる面白さがありました。その次に参加者Oさんが参加した古典技法のワークショ
ップ体験談を拝聴しました。内容は、タゲレオタイプについて詳しく説明いただきました。
世界の写真史について勉強するとカロタイプの写真技法とともにまず出てくる技法です。工
程を聞くとやはりその時代の写真師は、時代の先端を行く技術者だったと感じました。その
あと通常の表現力アップ講座ととても内容が盛りだくさんで、濃いものでした。前回、所用
で休んでしまったのですが、周回遅れでもすぐ中に入っていける。この講座の特徴ですね。
次回の課題は、自分にとっては極めて難題。だから必ず出席しようと思います。
※GX-7MK3 DG SUMMILUX25㎜F1.4

by nama3_kitano | 2019-10-19 11:22 | 写真 | Comments(0)
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