nama3の気ままに雑記

雑草を撮る13 ハハコグサ無残

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今、旬の雑草の一つですが、ちょっと無残な姿のものを見つけてしまいました。スルーし
ても良かったのですが、体が勝手に動く、しゃがみこんで撮影しました。これは、ハハコグ
サです。これから6月にかけて、雑草たちは、日増しに勢いを増す季節です。生命感にあふ
れた季節で、どれもこれも生き生きした姿を見せてくれます。でもそれにちょっと待ったを
かけるのが人間です。特に駐車場のような場所だと、生い茂る雑草は嫌われ者になってしま
う。故に駆除の対象です。どんなに花がきれいでも容赦されません。汗を流して一本一本抜
いてもらうならまだしも、今は、除草剤で枯らされる。故に、こんな姿を見かけることが多
い季節でもあるのです。
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個人的には、こんな姿も嫌いではありません。彼らは生命力が強くて、除草剤で枯らされ
てもおっとどっこい生きながえることが多いのです。植物には、生き抜くための高等戦略が
あるように思います。あの古代蓮だって、地中で数千年、芽を出す機会をまっていた。そう
いう人類では到底考えられないような生存戦略がある。このハハコグサも、いったん枯れは
するけど、また条件が整えば芽を出すことでしょう。死をイメージする姿でも実は、再生の
準備は整っているのです。そんなしたたかな姿、ちょっと見とれました。
※E-M1MK2 M.ZUIKO DIGITAL60㎜F2.8(手持ち深度合成)

by nama3_kitano | 2020-05-18 00:01 | 自然 | Comments(0)
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