nama3の気ままに雑記

この時期の蓮池で思う

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流石にこの時期に、蓮を撮るために不忍池周辺をうろうろしている人は見かけません。貸
切っても仕方ありませんが、蓮に関しては、貸し切りです。美しい花が咲いている訳ではあ
りませんので、当然と言えば当然です。好き好んで、立ち枯れしている葉や花托にレンズを
向けるのは、相当なもの好きだけです。でもね、良いのですよ、これが。完全に自己満足の
世界です。殆ど共感はいただけないでしょう。でも、個人的には、やり続けます。
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手水舎を花で飾るのが、流行ったのは、今年からですね。6月に初めて気づきましたが、そ
の一番の理由は、コロナ禍のようです。確かにひしゃくは、不特定多数の人が触る。それを
防ぐとても素敵な方法で、これを考え出した人は「天才」だと思う。「使用禁止」の張り紙
の代わりにいらなくなった花で埋め、使えなくするようにする。この新しく生まれた「風習
」は、コロナ禍が収束しても残るような気がする。その萌芽のような蓮が、不忍池辯天堂の
手水舎に飾られていました。
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冬は、陽が高く登りません。昼近くなっても横から光が当たる。色が少ない季節ですが、
この時期にしか見ることが出来ない色があふれています。そういう楽しみがあっても良いの
ではないでしょうか。紅葉だけがこの時期の色ではありません。まあ、華やかな紅葉も大好
きですけどね。今年はなかなか紅葉撮りを始められない。このままシーズン終了かもしれな
い。

by nama3_kitano | 2020-11-26 00:01 | その他 | Comments(0)
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