福島一本桜巡礼 桜の撮影と「三悪」
風景写真家=竹内敏信氏の文章の中に出てきた言葉ですが、カッコつきで「風景写真三
悪」と書かれていますので、氏の造語ではなく、風景写真家の間で一般的に使われていた
言葉なのかもしれません。で、その三悪って何かというと「電線、ガードレール、コンク
リート」だそうです。確かに自分も桜撮影においては、ほぼ条件反射的に電線や電柱が写
り込まないようなアングルを必死に探している時が多いです。竹内先生は、「純風景写真
」の場合という条件を付けています。風景写真でも時代性や風土感などを織り込んでいく
場合は、その限りではないということです。個人的には、純風景って何?という引っかか
りを感じますが、美しい景観を写し撮るという視点では、納得します。ただ、「桜の本質
」を撮影しようと考えるときは、時には、電線もしっかり入れた方が、その本質により迫
れるように感じるときもあります。プロのカメラマンさんが桜を撮る時は、大抵クライア
ントがいて、例えばカレンダー写真や観光パンフレットなどでは、電線等は無粋の極みと
なって排除されるでしょうね。なので、自分は、そういう写真ばかりをお手本にするので
はなく、自分にとっての桜をもっと深く考えて撮影に臨もうと考えています。つまりもっ
ともっと自由に。三悪、写ってもいいじゃないと思えるように。三悪から意識を開放。
桜ほど人の生活に入り込んでいる花はない。万葉の時代では、花と言えば梅ですが、室
町時代以降は、花と言えば桜になったように思います。梅は貴族的な感じがしますが、
桜は農民的あるような庶民的であるような宗教的であるような感じがします。あくまで
も個人的な感覚ですが・・・
※写真は4月6,7日撮影
by nama3_kitano
| 2021-04-15 02:57
| 写真
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