以前、このブログにも書きましたが、蓮の花は本当に神秘的で美しいと思います。自分
にとっての蓮博士にろまんさんがいます。このろまんさんからいろいろ教えていただき、
自分の蓮に関する知識は、そのほとんどがろまんさんの受け売りです。例えばいつも思い
出すのが、蓮の花の「体温」のことです。開花1日目の蓮は、先端に指が入るくらいの穴
というか隙間ができて、その後、下の花びらから遠慮がちに開き始めます。そして、その
先端にできた「穴」に指をそーっと入れてみる。「暖かい」のです。個人的に蓮の花の体
温と解釈しています。もし機会がありましたら、花弁に触れないようにそーっと入れてみ
てください。そして、そればかりでなく。大きく開いた蓮の花からは、その花托の部分が
光っているようにも感じます。物理的には、反射率の違いでそうみえるだけなのでしょう
が、光って見えるという感覚を大事にしたい。
花の様々な表情にレンズを向ける。撮れる写真は、ディジャブな写真が多くなってしま
うのですが、飽きることはありません。その表情には、「色気」さえ感じます。それらを
含めて、無限の魅力を感じます。