この季節を待っていた?
木枯らしが葉を落とし、林の奥まで太陽の光が入るようになってきました。この季節を
待っていたかのように元気に見える植物があります。彼岸花です。9月中旬下旬に、まず花
を咲かせ夏の終わりを宣言するかのような動きを見せる植物です。そして、木枯らしが木々
の葉を落とすと周りの景色がアンバー系の色に支配されても、その葉を青々と茂らせる。ま
るで太陽の光を独占するかのようにいっぱい浴びて、元気に光合成を繰り返します。他の
木々が芽吹く春まで、この姿を見ることが出来ます。そんな彼岸花の「生き様」が、この植
物の個性なのだろうなあと思います。周囲に流されず、自分の生き方を貫く、その生存戦略
に色々な思いを抱いてしまいます。
写真は、秋ヶ瀬公園の樹林帯で撮ったものです。これからの季節、霜が降りても、雪が
降ってもこの青々とした葉っぱはめげません。



