nama3の気ままに雑記

カテゴリ:山( 147 )

フィルムに残っていた山 中央アルプス

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ネタ切れなので、また山の思い出話です。本日は、中央アルプスです。日本アルプスの
中では、ちょっと地味な存在です。それでも、伊那谷からは、ロープウェイがあって、千
畳敷というカール地形の場所までは、誰でも登れます。故に最高峰の木曽駒ケ岳や宝剣岳
は、無雪期は、多くの登山者が訪れます。自分は、2回ほど登っています。一度は、学生時
代、今から45年ほど前になりますが、木曽側から木曽駒ケ岳に登り、そのまま、宝剣岳、
檜尾岳、空木岳、南駒ヶ岳まで縦走しました。そしてもう一度は、積雪期になりますが、4
月下旬に伊那側からロープウェイを使って、千畳敷経由で、木曽駒ケ岳、宝剣岳、三ノ沢
岳、島田娘、千畳敷のコースを歩きました。それは、25歳の頃なので、40年位経ちます。
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その登山は、自分にとって非常に想い出深い山行です。というのは、稜線にテントを張っ
たのですが、大雨に見舞われました。テントの中に水が侵入して、一晩中、水かきをして、
一睡もできなかったのです。そればかりでなく、下着まで濡れてしまい、ガタガタ身体が震
えるほど寒かった。冬山も寒いですが、濡れた衣類での春山は、危険なくらい体温を奪われ
ます。翌日はよく晴れましたので、停滞して、濡れたものを乾かしました。
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(中央アルプスより御岳山 )
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                      (中央アルプスより乗鞍岳)
 予定より1日かかってしまいましたが、3日目に宝剣岳~三ノ沢岳~千畳敷のコースを歩い
て下山しました。本日の写真ですが、その山行時に撮影したものです。カメラは、Nikon F2
フォトミック、フィルムは、コダクローム64を使っています。木曽の御岳山と乗鞍岳の写真
もおまけで貼付しました。

by nama3_kitano | 2019-03-11 00:01 | | Comments(0)

剱岳の思い出

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自分の写真の棚卸しの続きです。どうしても古い話ばかりなってしまい、申し訳ありま
せん。「またか」と思われたらどうぞスルーしてください。自分の写真について考える時
どうしても避けて通れないと思っているのです。そんなわけで、本日は、剣岳の思い出で
す。20代の頃の山は、岩登り中心でしたので、夏山合宿に限らず、無雪期の山は、行く山
が偏っていました。合宿ともなると北アルプス北穂高岳滝谷と劔岳を一年おきに登りまし
た。この2つの山に谷川岳を加えて、日本三大岩場と称されています。個人的な好みを言
えば、この3大岩場の中で一番好きなのが剱岳です。
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なぜ好きだったかと言うと、眺望も素晴らしいのですが、岩が一番ガッチリしていまし
た。穂高滝谷は、「岩の墓場」と言われていて、ちょっと岩が脆い。谷川岳は、標高が低
い為か、雰囲気がジメッとしているし、メインの一ノ倉沢は、特に重苦しさを感じるよう
な空気に包まれていました。(個人的印象です)
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剱岳で合宿するときは、真砂沢の出会いにベースキャンプを張ることが多かった。そし
て毎日雪渓を登って、八ッ峰へ行ったりしたわけです。岩に取り付く前、長次郎雪渓が登
るに連れて急峻になり、慣れるまで非常に怖かった。当時、夏は、ピッケルこそ持ってい
きましたが、アイゼンは使わなかったのです。そんなわけで、岩壁に取り付いてからの方
が、楽しかったことを覚えています。
フィルム写真の整理が、遅々としてなかなか進展しません。自分にとっては、画像をデジ
タル化して、何点かはプリントもしてみようと考えていますが、一枚一枚、見るたびに、
いろいろ蘇ってしまう。昔懐かしばかりでは、前へ進まないのは重々承知しているのです
が・・・

by nama3_kitano | 2019-02-19 00:01 | | Comments(0)

杓子岳の思い出

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1975年年末年始の冬山登山が、自分にとっての初めての杓子岳です。ご存知の方も多い
と思いますが、杓子岳は、北アルプス後立山連峰白馬三山の真ん中に聳える山です。その
後、1982年の年末年始にも登っています。本日の写真は、その時に撮影したものです。夏
、この山に登ったのは、白馬岳に高山植物を撮りに登った時でしたので、1990年代だった
。自分にとっては、夏より冬の方が縁のある山だったのです。2回目に登った時は、比較的
天候に恵まれたのでした。後立山連峰には、日本海方面から強烈な季節風が吹いて、冬は
、晴れの日が少ない。写真のピーク付近をご覧いただければわかる通り、東面は、吹き飛
ばされた雪が積もって、頂上付近には大きな雪庇が、そしてその下は、見事なヒマラヤ襞
ができています。とても迫力のある山容です。もう体力的にこういう登山は出来ない。故
にフィルムに残っていた写真は、自分にとっては貴重なものです。
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写真の説明です。1枚目は杓子岳の山容です。2枚目は、樺平と呼ばれる地点で、ベースキ
ャンプを張りました。写真は、ピンアマです。3枚目は、ベースから見た日の出です。この
日は、アタックの日、晴天で素晴らしい展望が見られました。4枚目は、荷物の大きさから
、樺平に向かって尾根を登っているときだと思われます。キスリングザックから時代を感じ
ます。最後は、ベースから登り始めた時かな。カメラはニコンF2フォトミック、フィルムは
、1枚目はコダクローム、それ以外は、フジクロームを使っています。



by nama3_kitano | 2019-02-18 00:01 | | Comments(0)

山が呼んでいる 車山にて

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車山に到着する前に、ある地点で路上駐車の車がたくさん、そして、多くのカメラマンが
路肩に三脚を立て、一定方向へレンズを向けている。先導してくださった松吉さんは車を
止めることなく、横を通過して、しばらく登りました。そして駐車場へ車を入れました。
あの場所は、さる有名な風景写真家が、ものすごいサンピラー状のダイヤモンドダストを
撮影した場所とのことでした。なるほどね。皆さんそれが狙いだったのですね。昔、冬山
に登っていたころ、自分もダイヤモンドダストはよく目撃しました。美しいですものね。
気持ちはよくわかります。が、道路の片車線をふさいでしまうような駐車をしてまで・・
・と思ってしまいます。車を止めなかった松吉さん、やはりエライネ。駐車場に着いて、
最初自分もそちらの方向にレンズを向けてみました。でもすぐに止めました。それよりも
、背中の方から「オーイ」と呼ばれたような気がしたのです。振り返って、わかりました
。はるか彼方に浮かぶように御岳山が見えました。もっとよく見たい。そんな思いで車山
の斜面を登りました。そして、シャッターを切ったのが、本日の写真です。御岳山には、
学生時代、21才の時、一度だけ登っています。当時は、もう噴火をしない死火山と言われ
ていました。その後、あにはからんやで、3回ほど大きな爆発をしています。そのたびに、
登った時のことが蘇ったものです。たぶん、「オーイ、久しぶりだね!」と御岳山から呼
ばれたのですね。
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御岳山を撮影したあと、周りをよく見ると被写体がいっぱい。これも御岳山が気づかせ
てくれたのかもしれません。中でも霧氷のついたシシウドは、とても素敵で、しばらく角
度を変えたり、寄ったり引いたりしながら楽しませてもらいました。御岳山、ありがとう。
※機材 E-M1MK2 M.ZUIKO DIGITAL40-150㎜F2.8 E-M5MK2 M.ZUIKO DIGITAL12-40㎜F2.8

by nama3_kitano | 2019-02-15 00:01 | | Comments(0)

山の思い出、無雪期は谷川岳

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冬は八ヶ岳に通った話を、昨日のエントリーで書きましたが、無雪期(5月中旬から11月
末。でも標高が低いので真夏はあまりいきませんでしたが)は、谷川岳に通いました。谷
川岳は、その東面に一ノ倉沢や幽ノ沢といった日本屈指の大岩壁を持っています。ルート
もヨーロッパアルプスやヒマラヤを狙うようなエキスパート向けのルートもあって、何回
通っても飽きない場所でした。アプローチは楽で、土合駅から歩いたり、水上駅からタク
シーを使ったりしました。下山後は、水上駅前のお土産物屋兼食堂で下山祝をしたもので
す。メニューはいつも、ビールに名物の鍋焼きうどんでした。あの店、今、どうなってい
るかな。親父さんが変わっていて、「ビールお願いします」と注文すると「おいてねえよ」
とつげない返事。「下山祝したんだけどな」というと「早く言えよ」ってビールも持って
来るような方でした。
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本日の写真は、1977年か78年11月末頃に撮影した一ノ倉沢の写真です。冠雪が早くて、
冬山のような様相でした。この日は登攀を諦めて、出合からこの写真を撮影して下山した
のでした。1枚目は一ノ倉沢コップ状岩壁、二枚目は、衝立岩と滝沢です。山の昔話が続
きました。この辺で、通常営業に戻そうかと思いますが、ネタ切れぎみなので、もう少し
続くかもしれません。ご了解ください。
※カメラはOLYMPUS OM-1、フィルムはネオパンSSです。

by nama3_kitano | 2019-02-04 00:01 | | Comments(0)

山の思い出 冬は八ヶ岳

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フィルム写真の整理でいろいろ思い出しました。本日は八ヶ岳の話です。1970年代後半
から1980年代の冬は、八ヶ岳によく通いました。当時は、岩登りをメインにやっていまし
た。東京から1泊または日帰りで登れる山というと限られてきます。冬はそれが八ヶ岳だ
ったのです。横岳や赤岳の西面は、岩壁になっています。八ヶ岳は、元々火山であったた
め、岩が脆いことや岩壁までの取り付きがブッシュで覆われていることもあって、夏は、
岩登りの対象になりませんでした。しかし冬は違います。ブッシュは雪で埋まり、アプロ
ーチが容易になり、脆い岩は、雪と氷でコンクリートされるのです。
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この時代、週休2日ではなかったので、土曜日、ザックを担いで出勤し、仕事が終わった
ら、そのまま電車に乗って茅野へ向かう事が多かった。12月中旬から3月中旬までの週末は
そういう過ごし方が多かった。と言っても月一回くらいですねどね。本日の写真は、1枚目
が横岳西壁、左端が小同心、2枚目は、大同心です。※カメラはOLYMPUS OM-1、フィル
ムはネオパンSSです。

by nama3_kitano | 2019-02-03 00:01 | | Comments(0)

フィルム写真の整理は続く

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フィルム写真の整理の続きです。最近撮影に出ていないこともあって、この話題が続き
ます。本日は、1983年の冬、冬山新人を連れて、南アルプスの早川尾根を縦走した時の写
真です。このときは、多分自分がリーダーだったと思いますが、カメラをいつも持参する
ため、記録も担当したのでした。南アルプスは、北アルプスに比べて、雪が少なく、特に
甲府盆地からいきなり屹立している感じの早川尾根は、太平洋側の天候の影響をうける為
、冬でも晴れる日が比較的多く、冬の縦走としては、展望を満喫できるコースです。
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そうは言っても標高は、高い。仙水峠で1泊、そして稜線上でもう一泊の行程でした。雪
は少ないですが、さすが冬山、気温は、とても低い。更に稜線は風があります。でも3日間
とも晴れましたので、とても楽しい山行になりました。写真の山は、2枚目が、甲斐駒ケ岳
です。駒ケ岳の背景に見えるのが八ヶ岳です。3枚目は、説明不要ですね。南アルプスから
はとても間近に見えます。写真はアーベントロートに染まった時間に撮影しています。最
後は、仙丈ヶ岳です。南アルプスで一番北に位置する3000メートル峰です。他にも、北岳
や塩見岳の写真もありました。フィルムを入れたダンボール箱は宝箱、切がありません。本
日はこれで打ち止めにします。※カメラはNikon F2フォトミック、フィルムはフジクローム
です。

by nama3_kitano | 2019-02-01 00:01 | | Comments(0)

戦場ヶ原は雪模様

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戦場ヶ原に着くと雪模様でした。そんなに激しい雪ではありませんが、日光白根山の方
から間断なく雪雲が流れてきて、雪をちらつかせていました。時刻は午後2時半です。日
没までには2時間くらい時間があります。車の中で待機するのもったいない。大急ぎで準
備して戦場ヶ原を散策してみることにしました。
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湯川の流れは、何時にもまして清冽です。水面に写る木々が美しい。橋の上でしばし眺
めましたが、時間のたつのを忘れるほどです。雪は、時に激しくなって、視界がやや悪く
なったりしますが、そんな大降りではありません。タイムリミットを15時半と決めて、更
に奥へ奥へと歩くことにしました。
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戦場ヶ原の積雪は、約5センチほどで、木道にしっかりしたトレースが出来ているので
歩きやすい。途中、若い外国人のカップルとすれ違ったほかは、だれにも会うことはあり
ません。この広い戦場ヶ原をを独り占めです。雪を避けながらレンズを交換しながら、し
ばし撮影を楽しみました。まったく贅沢な時間を持つことが出来ました。
※機材 E-M1MK2 ZUIKO DIGITAL14-35㎜F2.0 ZUIKO DIGITAL150㎜F2.0

by nama3_kitano | 2018-12-23 10:21 | | Comments(0)

山の紅葉よりも

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山の紅葉は、下界の紅葉とちょっと違って、色がいろいろです。それはそれで素晴らし
い。今年は、昨年までと違って、時間が比較的自由だったこともあり、より楽しむことが
出来ました。季節は、駆け足で進んでいるようで山の紅葉は、すでに最終盤でしょうか。
雪の便りがあちこちから届けられるようになってきました。本日の写真は、18日からの新
潟遠征途中、福島県で撮影したものです。尾瀬の福島側の登山口、沼山峠近くで撮影しま
した。標高は約1500メートル付近ですが、ご覧の通り19日の段階で紅葉のピークは過ぎて
いました。
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これは、紅葉が目当てであれば、ちょっと残念な景色になるのでしょうか。でも、個人
的には、ニンマリしました。実は山の紅葉は、ピークのときよりそれを少し過ぎた状態が
大好きなのです。何処が良いのか。それは、冬枯れの木の枝なのです。2枚目は、峠から
少し登って、さらに上を写しました。葉を落として冬枯れ状態になっているのはダケカン
バです。遠目ですが、何とも素敵な枝ぶりです。しばらく見入ってしまいました。
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たぶん、今日あたりは、奥日光の金精峠でも雪が降ったそうですので、雪景色になって
いる可能性が高いと思われます。今年は、紅葉の葉っぱが残っている樹と素敵な枝ぶり
がはっきり見える、この写真のような状態をしっかり見ることが出来ました。今月から
は、山は初冬に入ります。楽しみがますます膨らんできています。
※機材 E-M1 ZUIKO DIGITAL150mmF2.0

by nama3_kitano | 2018-11-01 00:01 | | Comments(0)

奥日光へ

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台風一過の6日、午前1時過ぎに出発して、奥日光へ行ってきました。途中、いろは坂の
入口で交通規制が敷かれていました。時計を見ると3時です。日の出の時間には余裕で間
に合うと思っていたのが、怪しくなりました。規制は、工事規制で、9月10日まで、第一
いろは坂の夜間通行が禁止されていたのです。交互通行による規制です。まあ、焦っても
仕方ないとスマホでニュースチェックして、北海道で震度6強の地震発生を知りました。
熊本地震の時も福島に桜撮影に出ている最中で、確かスマホでニュースを知った、共通点
に、ちょっと嫌な予感を感じつつも、30分ほど待つと通行可になった。赤沼駐車場には4
時10分ごろ到着。日の出が5時16分頃なので、急げば間に合うか、準備もそこそこに出発
しました。
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日の出には何とか間に合いました。すでに三脚をセットしたカメラマンが2人いました。い
ずれも地元のかたのようです。挨拶もそこそこに三脚をセットして撮影開始です。と言って
も、霧が深くて撮影にはちょっと厳しい条件でした。まったくというか、霧が出なければが
っかりするし、出れば出たで、その出方によってブツブツ、勝手なものです。
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3人の貸し切りは、撮影場所を自由に行き来できるのが良いですね。今回は、これまでと違
って木道を行ったり来たりしながら撮影しました。初めてのポジションで日の出を迎え、自
分が如何に被写体に寄りかかって撮影したかを改めて実感させられました。自分が何を撮り
たいか、何を表現したいのかをもっと明確にすべき。そう強く感じたのが今回の最大の収穫
だったかもしれません。
※撮影機材を知りたいという要望を複数の方から寄せられていますので、忘れなければ載せ
るようにします。
※1枚目E-M5MK2 DG SUMMILUX12㎜F1.4 2枚目 E-M1MK2 DG SUMMILUX12㎜F1.4
3枚目E-M5MK2 ZUIKO DIGITAL50㎜F2.0

by nama3_kitano | 2018-09-07 14:27 | | Comments(0)