東御苑には椿園がありますが、椿園に限らず、苑内の色々な場所に椿が植えられていま
す。個人的には、桜以上に椿が気になりました。そして中でも、一番注目したのは、一番あ
りふれていると思われるヤブツバキです。椿園に展示されているいろいろな種類の椿もとて
も素敵ですが、逆にヤブツバキの佇まい、美しさを改めて感じました。日本中どこでも見る
ことができるヤブツバキですが、もっともっと撮ってみたい気持ちが強くなりました。
手元にある歳時記で椿を調べてみました。春の季語なのですね。個人的に冬の花のイメー
ジを持っていましたので、ちょっと意外でした。「室町時代から長い栽培の歴史があり、現
在国内品種六百種にも達する」(「俳句小歳時記」水原秋櫻子編大泉書店)とありました。
※3月29日撮影
桜の時期に東御苑へやってきたのは、昨年に続いて2回目です。東御苑のこの時期は、花の
楽園です。桜の他にも椿や花桃、シャクナゲ、シャガそして二の丸では、ヤマツツジが咲き
出していました。沢山の花の中でも、やはり今の時期は桜です。場所が場所だけに手入れが
行き届いていて、桜の樹勢も素晴らしく、花の密度が非常に濃い木が多い。満開状態なので
そのボリューム感に圧倒されてしまうほどです。桜の周りには多くの花見客が集まって、記
念撮影に忙しい。本当に春らしい光景です。自分もその輪に加わって、撮影しましたが、何
だかとても浮足立ってしまって、とても雑に シャッターを切ってしまったように思いま
す。アルコールが入っている訳ではありませんが、軽く酔ってしまったように感じました。
花酔いということが、実際あるのかどうかはわかりませんが、軽く酔ってしまった感じ
で、ちょっとだけベンチに座ってリセットしました。今回は、写友さんと2人で来ています
ので、休憩時間にいろいろ話できるのはとてもいいですね。
一方通行の千鳥ヶ淵を撮り終わって、英国大使館前で小休止、その後はいつものように代
官通りを通って東御苑に向かいました。代官通りは、ヤマザクラを中心に色々な種類の桜を
見ることが出来ます。いつも土手上にある通路から桜を撮ることにしています。皇居の塀に
沿って桜が植えられていますが、桜の種類は、ヤマザクラ系の桜が中心です。やや大振りな
桜が多く、色も濃いピンクから白いものまで、なかなかバラエティに富んでいます。旧陸軍
の近衛師団本部の建物の前を通り過ぎたところで横断歩道を渡って、乾門の前へ。この日
は、皇居の通り抜けが行われていましたので、ここから人通りがすごく増えました。そし
て、走ってくるランナーに注意しながら、北詰橋門へ向かいました。
代官通りでは、望遠レンズを多用しました。土手から通りの両側に並木状に植えられた桜
を撮るためです。なのでアップで撮った写真のオンパレードになってしまいました。アクセ
ントで桜以外の写真も貼りました。
東京の桜で自分がイメージするのは、一に千鳥ヶ淵、二に上野公園です。ここ数年、特に
衰えを感じる千鳥ヶ淵の桜です。学生時代から見てきましたので、以前の、勢い溢れるその
姿は見る影もないという感じです。それでも、東京の桜というとここが真っ先に思い浮かび
ます。晴れた日曜ということで、午前9時をすぎると大勢の人で賑わいます。撮影は、いつ
ものように始発電車でやってきて、人出が増える時刻には終わらせたい。ここの夜桜は、
「立ち止まらないでください」というアナウンスが流れるほどなので、もう来ることはない
でしょう。あと何年、桜の名所でいられるか、そんな心配をしてしまう千鳥ヶ淵です。この日は、このあといつものように代官通りを通り抜けて、竹橋方面へ向かいました。そ
して、昨年同様、東御苑を撮影散歩しました。
我が家から徒歩30分くらいのところにある女子大キャンパスです。毎年桜の時期になると
キャンパスを開放して、観桜できるようにしてくれています。行こう行こうと思いながら、
これまで行ったことがありませんでした。今年は、必ず行こうと決めていましたので、大学
のホームページで、いつから始まるのか確認すると3月28日から恒例桜まつりが開催される
事がわかりました。その初日の3月28日は、イベントも同時開催されるということなので、
行ってみました。キャンパス内には、約50種類の桜が植えられて、3月下旬から5月頃まで
桜を楽しめるようでした。構内一般開放は、5月15日まで行われるようです。(4月3日、7
日、8日を除く)※この写真がアトミザクラ(1枚目)
今回一番注目したのは、このキャンパス生まれの品種=アトミザクラです。ソメイヨシノ
と比べるとやや大ぶりの花で、色もピンクがかっています。この桜を見ているとこの日のイ
ベントのひとつ、「樹木医が紹介するプチ観桜会」の一行がやって来ましたので、「臨時参
加」で樹木医さんの説明を聞きました。まだまだ蕾が固い品種がたくさんありますので、時
間があったらもう一度来ても良いなあと思いました。








































