nama3の気ままに雑記

ついつい、寄ってしまう花

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毎日通勤で通り抜けする公園で、今、この花がピークです。花の名前はビョウヤナギ。この花を
見かけるとマクロレンズを付けてグイグイ寄りたくなってしまいます。レンズ先端を花の中に突っ
込みたくなるのです。理由は、これです。独特の宇宙が見えるのです。これが面白くてここ数年の
恒例行事のようになっています。風があると撮りずらいのですが、雨は問題ありません。今回は、
その宇宙観を強調するため、PSでソラリゼーションをかけています。自分の場合、普段は、デジタ
ル処理は「不自然に見えない」ことが基準です。ですから、アートエフェクトをかけたり、極端に
コントラストやWBを変えたりということはほとんどやりません。でも今回は、ひとつの宇宙という
イメージを出すためにカラーエフェックスを使いました。デフォルト100%ではありませんけどね。
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花の名前は、ビョウヤナギです。調べてみると別称もあって、「美容柳」「美人柳」という名前
もありました。自分はビョウヤナギで覚えてしまったので、別称はあまりしっくりきません

# by nama3_kitano | 2017-06-18 00:00 | | Comments(0)

咲き始めたぞ、フフフ

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半月ほど前にきれいに草刈りされた職場近くの公園の芝生です。「そろそろ咲き始める筈」と
昼休み、カメラを持って行ってみました。予想どおりでした。毎年この時期の楽しみな花のひと
つです。今まで撮ったことのないアングルで撮ってみました。どうでしょう。ワルツを踊ってい
るように見えませんか。今年は、このアングルでたくさん撮りためようと思っています。
咲き始めたぞ、フフフ_f0224100_22230627.jpg
撮影は、風に邪魔をされました。風自体は涼しくて大変気持ち良いのですが、カメラを近づけ
ると不思議なもので、止らないのです。息をする瞬間を気長に待つしかありません。風が息をし
た瞬間、それーっとばかりに撮影するのですが、今度はピントが合わない。距離を最短付近にし
てカメラを前後させてピントを合わせます。視線を感じて顔を上げると横を通る人がにやにやし
ながら見ていたのでした。気が小さい自分には恥ずかしくてなかなか勇気のいる撮影です。これ
が休日なら気にしないのですが・・花の名前は大体お分かりでしょう。分かりやすい写真をMore
へ貼りました。興味ある方はMoreへどうぞ。


More
# by nama3_kitano | 2017-06-17 00:01 | | Comments(0)

空梅雨?

空梅雨?_f0224100_20361650.jpg
 10日(土)、11日(日)の2日間、ゼルフィスを追いかけてさいたま市の秋ヶ瀬公園へ行ったこ
とは、ゼルフィスの写真とともに紹介しました。実はその時、ちょっと気になることがありま
した。それが今日の写真です。秋ヶ瀬公園内のピクニックの森には湿地と池がいくつかあるの
ですが、半分以上の池が干上がっていました。梅雨のこの時期にです。数年前、これと逆のこ
とがあって、その時は、長靴を履いてもこれ以上進めないほど水があふれていました。梅雨の
時期は、そのくらいの方が安心です。このまま空梅雨になると夏に水不足になるのではないか
と心配です。
空梅雨?_f0224100_20364333.jpg
池に残された枯れ木が印象的でしたので、風景写真として写真を撮り始めたら、いきなり枯れ
木の横にドボン!少なくなった水に魚やカエルが集まっていて、それをカワセミが獲ったので
した。そのあと、枯れ木に止まって、獲物をしっかり銜えなおしてから飛んでいきました。今
は、獲物を獲りやすい条件なのかもしれません。でも、完全に干上がってしまったら、カワセ
ミは、池が復活するまでここへは来なくなってしまいますね。やはり梅雨は梅雨らしくが良い
なあ。降りすぎるのも困るけど。

※1枚目はピクニックの森の中にある干上がった池の底です。底に落ちていた落ち葉も乾きき
っていました。2枚目の池も水量は、いつもの1/3くらいかな。

# by nama3_kitano | 2017-06-16 00:01 | 自然 | Comments(0)

備忘録 自然写真家木原和人の言葉

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 「私にとっての写真は、ものの記録ということではなく、私自身の心の記録だと思っている。
したがって私にとっての被写体は、価値あるものではなくても、珍しい光景でなくても、その
被写体が私の心を映してくれる鏡でありさえすれば、どんな被写体でもよいわけだ。」(木原和
人写真集「光と風の季節」あとがきより)

 特に有名な撮影地へ行っても行かなくても良い。自分の心にビビッとくる被写体なら、そん
じょそこらのありふれたものでも良いということですね。
備忘録 自然写真家木原和人の言葉_f0224100_15361080.jpg
雑草園のヤエドクダミ、まだしぶとく咲いてはいますが、きれいな個体がだいぶ少なくなりま
した。故に、このシリーズも今回で終わりにしたいと思います。今回の写真は、前回アップし
て以降に撮影した写真です。
備忘録 自然写真家木原和人の言葉_f0224100_15365616.jpg
不思議なのですが、昨年と比べて、花期が長くなったように感じます。1枚目の写真を良く見て
ください。9個の花がついていますが、隙間に枯れたはながちょっとだけ写っています。実はそ
の花がまず咲いて、その上に次々と咲いたのが写真の花です。メインの花の上に咲く花は、3-5
個くらいが通常ですが、9個は雑草園の新記録です。いやはや何ともすごいものです。こういう
状態は植物園などでは見られませんでした。(あったのかもしれないけど憶えていない)

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写真は、今回すべて純正以外のレンズを使っています。OM用90㎜マクロ、EL-NIKKOR50㎜指風琴
レンズ、PENTAX Q10に8㎜シネレンズです。5月後半から2週間以上、長々とヤエさんまつりにお付
き合いくださいましてありがとうございました。また来年ですね。

# by nama3_kitano | 2017-06-15 00:01 | | Comments(4)

今年もゼルフィス3

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ゼルフィス(=ミドリシジミ)撮影のベテランさん2人に囲まれての撮影中、お二人の会話が耳
に入ってきます。言葉のなかにA型とかB型とか人間の血液型のような言葉がありました。「??
?」と思って質問しました。「それって何ですか」「雄の羽の紋様の型ですよ」「へええ、そう
なんですね」
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確かに、緑(美しい青にも見える)の模様に個体差がある。無色なのがメスで青いのが雄と単
純に見てきましたが、これも知れば知るほど面白い。帰ってから調べてみてわかりました。まず
、雄雌の区別ですが、雄は、「黒の 縁取りがある金属光沢に輝く深い緑色の翅をもっている」。
メスは、「♀は黒褐色の地色がベース」なのだそうです。そして雄の紋様です。
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 「無紋のもの」がO型、「青紫紋をもつもの」がB型、「橙色紋をもつもの」がA型、そして、
「青紫紋と橙色紋を ともにもつもの」がAB型だそうです。荒川河川敷で見られるものは、O型と
B型が殆どということです。※出展はこちら
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 そんなことがわかりましたが、自分にとっては花の名前がうろ覚えのように、正直あまりどう
でもいいことかなと思います。兎に角好い加減流なのです。それよりも、美しい。見る角度によ
っても、日が当たる当たらないでも、微妙に変化する色彩を楽しみたい。2枚目はメスかなと思い
ますが、派手さはないが、こちらも雄の青と同じくらい美しいと感じます。自分がゼルフィスに
惹かれる理由はその一点です。でも生態も少し勉強したほうが良さそうですね。

# by nama3_kitano | 2017-06-14 00:01 | 昆虫 | Comments(0)