「風景写真の基本はやはり広角レンズの使い方にあると思う。そもそも人間の目は横に二つ並
んでいて非常に精巧にできている。カメラのレンズで言えば一般的には広角レンズであるが、あ
る一点を凝視する場合にはかなり望遠効果も発揮する。したがって最も大切な基本は、まず広角
系のレンズをうまく使いこなした上で、望遠系のレンズに移っていくのが自然であるということ
である」(写真集「四季彩歳」より)
わかっちゃいるけど・・・・・
雑草園のヤエドクダミ、本日は、M.ZUIKO DIGITAL75㎜F1.8一本勝負です。このレンズ、ある写
真家さん曰く、「つまみになるレンズ」だそうです。要するにこのレンズを眺めながら酒が飲める。
確かに写りが素晴らしいだけでなく、このレンズ自体が美しい。
欠点が一つだけあります。寄れないこと。あと少しよれれば満点なのですが、そんな欠点も補
ってあまりありますけどね。出来れば、100~150㎜クラスのマクロレンズを出してほしいなあ
、オリンパスさん。そんな訳で、今回はkenko中間リングの10㎜を付けて撮影しました。
1枚目は、1本のドクダミに花が4個咲きました。華やぎですね。2枚目は絞り開放で情緒的な
絵にしてみました。3枚目は、背景に人工物をいれてシュールなイメージです。4枚目は、普通
のドクダミとコラボです。ヤエドクダミ、痛み始めた個体もチラホラ、早くも終盤戦です。