nama3の気ままに雑記

本日,ゴミゼロ倶楽部写真展は3日目です

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3日目の本日は、オープンから16時過ぎまでは在廊予定です。よろしくお願いします。
写真は、もう一枚の花追いの写真です。昨年秋に撮った秋桜です。ご覧のように、秋桜を撮ってい
ますがどちらかというと花は、脇役です。昨日もちょっと書きましたが、主役は空気です。この日
は、夜、満月でしたので、月明かりで秋桜を撮ろうと3時ごろ、この場所にやってきたのですが、う
まく撮れませんでした。悪戦苦闘しているうちに夜が明けてしまった訳です。でも、夜が明けて、朝
日が昇り始めたころ、この秋桜畑は今までに見たことのない、何とも言葉では言い表せない素晴らし
い状態になりました。落ち込んでいた気分もいっぺんに吹っ飛びました。ちなみに場所は、埼玉県鴻
巣市吹上の荒川河川敷です。ここは、24時間いつでも出入りができる場所です。季節は10月中旬で
す。コスモス祭りが予定されていた一週間ほど前の土曜日でした。朝もやが若干出ましたが、日の出
とともに雲散霧消、秋の透明な空気に包まれました。
 今回、展示した2枚は、インクジェットプリントです。プリンターは、エプソンPX-5Vを使ってい
ます。用紙は、ピクトリコプロのスムーズフォトペーパーを使いました。
# by nama3_kitano | 2017-02-11 00:01 | 写真 | Comments(0)

ゴミゼロ倶楽部写真展2日目

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本日は、ゴミゼロ倶楽部写真展2日目です。当番ですので、昼休憩を除いて、オープンから終日在廊
予定です。今日は、そんなにお客さんは多くないと思いますので、ゆっくりご覧いただける日です。
よろしくお願いします。
 ブログの方は、今日と明日、自分の展示作品について書きたいと思います。今回、参加8回目にし
て初めて花の写真を2点、出展しました。1年を通じて花の追っかけをやっていますので、一番たく
さん撮る被写体です。でも花の写真は、どうしてもきれいに撮ろうとしてしまいます。そうして撮っ
た写真は、やはりきれいだけれど自分の心に響かない。何かが足りないと感じて、これまで展示を控
えてきました。一昨年からいろいろ考えたすえ、「気」を写し込むことを目標にしました。空気の
「気」、雰囲気の「気」、気配の「気」と気はものすごくたくさんの意味がありますが、その気を花
の写真にも写し込めないか。なんて、ちょっと無謀なことを考えやっています。写真を見ていただい
て、どんな「気」を感じていただけるか、今回、とても楽しみです。
 ここ数年、毎年4月は、桜狂いになります。5月初めのゴールデンウィークのころまで、桜を追い
かけます。東日本大震災以降は、福島の桜をメインに撮影してきました。たぶん、今年の春もそうな
ると思います。今回展示した桜は、昨年4月末、群馬県沼田市で撮影した桜です。有名な桜ですので
この日も多くのカメラマンが朝早くから訪れていました。天気は雨上がりのちょっともやった感じで
した。でもそれが、自分的にはまことに好ましく、モチベーションは最高潮になりました。春の「気
」がそここに感じられたからです。快晴の日の、発色の美しい桜も好きですが、個人的にはこういう
状態の桜はもっと好きなのです。こんな桜に今年も出会いたいものです。明日は、もう一枚の方につ
いて書きます。
# by nama3_kitano | 2017-02-10 00:01 | 写真 | Comments(2)

本日14時から第9回ゴミゼロ倶楽部写真展が始まります

本日14時から第9回ゴミゼロ倶楽部写真展が始まります_f0224100_22461089.jpg

恒例になったゴミゼロ倶楽部写真展が始まります。ゴミゼロ倶楽部とは、環境問題としてのゴミでは
なく、デジタル一眼レフの欠点であった、センサーにゴミがついて、写真に写り込んでしまう現象に
初めて本格的な対策を施したカメラを使うグループとして発足、現在はもっとハッキリとフォーサーズ
およびマイクロフォーサーズ規格のカメラを使って写真を楽しむグループになっています。ですから、
写真展はカメラ縛りがある写真展です。カメラは、オリンパスまたはパナソニック製のデジタル一眼に
なります。レンズは縛りがありません。故に純正レンズからオールドレンズ、はたまたは、レンズを使
わないゾーンプレート写真まで、展示されます。場所は第2回写真展以降、ずっと使わせていただいて
いる新宿中央公園内のエコギャラリーです。10日(金)、11日(土)、12日(日)は在廊予定です。よろしく
お願いします。
# by nama3_kitano | 2017-02-09 00:01 | 写真 | Comments(0)

「土門拳の原点」を見に行く

「土門拳の原点」を見に行く_f0224100_20555738.jpg

写大ギャラリーで、今、開催中の写真展です。今回は、写大ギャラリー土門拳コレクションから1940年
前後に撮影された写真がセレクトされています。作家や画家のポートレートから始まって、子供たちのス
ナップ、銃後の赤十字病院看護婦たちの薙刀訓練のスナップ、文楽の人形師、奈良室生寺の仏像など
で構成されています。戦後、「絶対非演出の絶対スナップ」「カメラとモチーフの直結」などの名言とともに
写真界をリードした土門さんの原点ともいえる写真の数々です。
「土門拳の原点」を見に行く_f0224100_2058362.jpg

ポートレートからは、作家が放つオーラが、子供たちのスナップからは、歓声が、薙刀訓練からは時代
の空気が、人形師や仏像の写真からは、静謐な空気感が感じられました。土門さんの室生寺の写真は
有名ですが、これまで晩年に撮影された写真しか見たことがなかった。今回展示されているのは1940
年以前の若い時代に撮影されたものですが、もうすでに晩年の撮影を暗示するような完成域に達してい
るように感じました。写大ギャラリーは、膨大な所蔵写真をいろいろな切り口で展示してくださいます。夜
20時まで開いているのもありがたいです。写真展は、3月24日まで。
# by nama3_kitano | 2017-02-08 00:01 | 写真 | Comments(0)

レンズの味?

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レンズに味があるかどうかは、食べたことがないのでわかりません(笑)。が、先日、久しぶりに使
ったG.ZUIKO28㎜F3.5を渡良瀬にも持って行きました。撮った写真が本日の写真です。どうでし
ょう。最新のレンズに比べるとコントラストは低い。彩度も低い。でも、なんか好ましく感じるのです。
古いものへの郷愁が混じっていますので、そういうバイアスを差し引いてもなんか良いのです。古い
レンズでも表現する内容如何では、ハッキリクッキリの最新レンズ以上に写るものがある。解像力な
どの数値では測ることのできない何かです。風景を見て美しいと感じたとき、その時点で何らかの感
情移入がある。それなしでは、美醜は判断できないのが人かもしれません。ちょっと大げさですが、
今回撮ってきた画像をディスプレイに映し出して、そんなことを感じました。プリントしてみるとまた違
うかもしれません。今度時間があるときにやってみたいと思います。
レンズの味?_f0224100_21181190.jpg

何と言っても写真は、プリントして初めて写真というものになるのです。
# by nama3_kitano | 2017-02-07 00:01 | カメラ | Comments(0)