散歩コースからちょっと外れて寄り道しました。毎年春に訪れてきた場所です。住宅街の真
ん中に、ぽつんと残された柿の農園、この時期に行くとムラサキハナナが群落を作っていま
す。それを見るのが楽しみで、ちょっとだけ遠回りしてみたわけです。今年は例年に比べて
まだ、大群落と呼ぶにはちょっとさみしい状態でした。早すぎたかなと思いつつ、近くの雑
木林を見ると黄色い点々が見えます。タンポポかなとも思ったのですが、近づいてみると
リュウキンカです。でもリュウキンカは、湿地に咲く日本原産の花です。違うなあと調べて
みると、この花はリュウキンカとは別属のヒメリュウキンカでした。ヨーロッパ原産で、乾
燥地にも強い植物です。近くには、タチツボスミレもたくさん咲いていました。
その雑木林も、以前と比べると面積が半分以下になっています。潰した雑木林にはマン
ションが立っていました。この周辺は、農地や雑木林は、ある日突然宅地になってしまいま
す。この柿の農園もいつまで続くか、来年はないかもしれません。そんなことを思いながら
帰宅するとカリンが開花していました。いよいよ春本番です。
今、ピークを迎えている花のひとつがオトメツバキです。公園で花が鈴なりになっている
姿を見つけ近づいてみました。傷んだ花もありますが、今、まさに美しさのピークという花
も多い。たまたまこの日は、バックにカメラを入れるスペースが少なかったので、コンデジ
をバックの隙間に差し込んで出ました。最近あまり使っていないコンデジです。そのカメラ
は、2011年発売のOLYMPUS XZ-1です。レンズの性能が素晴らしいカメラで、おまけに
スーパーマクロ機能がついています。花のマクロ撮影も得意なのです。このカメラのセンサーは、コンデジとしては大きめの1/1.63型CCDセンサーです。画素数
は、1,000万画素です。大きくのばすことが可能な品質のRAWデータが得られます。桜の
シーズンに、持ち出す機会を増やして、本格的な作品づくりに使ってみたくなっていま
す。
我が家から徒歩25分ほどの場所にある寺院=宝幢寺(志木市)の枝垂れ桜が見頃になりま
した。境内に2本の枝垂れ桜(エドヒガン)があって、地元ではちょっと有名なのです。2月
の梅、3月の枝垂れ桜、4月の八重桜と春の境内は、訪れる人が少なくありません。なかでも
枝垂れ桜の時期が一番華やかです。
撮影のため、小一時間ほどいましたが、お彼岸参りの人、花見の人、写真の人、散歩の人
など人が途切れることはありません。こんなことにも春本番を実感します。
椿は日本原産の植物です。先日、コブシを見に行った斜面には、ヤブツバキが自生してい
ます。そしてその椿が花のシーズンを迎えていました。まだ咲き始めの状態ですが、野趣溢
れる姿で花を咲かせています。近づけないので望遠レンズで切り取っていますが、その魅力
は遠目でも十分伝わります。そして、この斜面の近くに公園があって、その公園には園芸種
の椿が植えられています。こちらもまだ花が傷んでいないので、とてもきれいです。自生の
ヤブツバキとはまた違った美しさを感じます。
自生のヤブツバキは、原種のひとつ。この原種からたくさんの品種が生まれてきたわけで
す。江戸時代には椿ブームがあったとかで、根津美術館所蔵の百椿図(図録)を見るとその
種類の多さにびっくりします。品種の名前はとても覚えきれませんが、できるだけたくさん
の椿を記録したいと思います。
川越街道沿いにある古刹=地蔵院(ふじみ野市)へ枝垂れ桜を見るために行ってきました。
境内の真ん中に、樹齢約400年のエドヒガンザクラの変種と言われている枝垂れ桜があるの
です。花は、5,6分咲きで見頃が始まったばかり(3月20日現在)の状態でした。夜は、20
時頃までライトアップも行われているようでした。小雨が降っていましたが、ちょうどお彼
岸ということもあって、途切れることなく人が訪れていました。この桜の横にシキミがあっ
て、シキミについて知っている範囲で説明すると大変喜ばれました。
今年の桜追っかけ、こんな感じでまずは近場の寺院から始めました。この先、ソメイヨシ
ノもどんどん見頃になってきます。どうしようかと気ばかり焦っています。
































